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Assessment

​検査

適切な見立てや支援のために子どもたちを知る全ての方法のことをアセスメントといい、これには、検査、聞き取り(成育歴や教育歴、環境、園や学校での様子などの情報)、学習や行動の観察などが含まれます。

この中で検査は、客観的なデータとして非常に役立ち、何かの困難さが生じている場合に、その背景に何があるか、どの部分に弱さがあるかを科学的に実態把握することができます。

当教室で可能な検査には、

WISC-ⅤLD-SKAIPSTRAWーR などがあり、必要によっては検査を組み合わせて行うこと(検査バッテリー)もあります。

尚、これらでわかるものは、医師が行う医学的診断ではなく、支援のための教育的判断になります。

検査が真のアセスメントになるように、結果数値を出すだけではなく、それをご本人の理解や支援に最大限に反映させられるよう努めております。

​検査が必要な場合とその活かし方

​支援

認知特性や行動特性を科学的なデータで知る​ことで、本人及び周囲の納得や理解が深まります。

​怠けたり反抗したりしていたわけでも、ふざけたり甘えたりしていたわけでもなかったのだとわかった時、ご本人は救われ、そして関わる側には上手な支援のヒントや手がかりが見えてきます。

​在籍と進路

本人が無理をしなければならない在籍や、不本意不適切な進路決定では、生き生きと過ごせるどころか、二次障害を起こすことも危惧されます。

​その場を何とかおさめるのではなく、少し先まで見据えながら在籍や進路を決定していくために、検査数値はある程度の指標となります。

合理的配慮の申請

​2016年施行「障害者差別解消法」に、障害のある児・者が皆と同じように社会参加ができるよう配慮を受けられることがうたわれました。本人または保護者が申請し、その配慮が合理的と認められる場合、配慮を受けることができます。その申請を考える際に検査結果は有効に働きます。

​当教室で可能な検査

​WISC-Ⅴ

世界中に普及している個別式知能検査の一つです。同年齢他者との比較である「個人間差」を測るのではなく、個々の中の能力のアンバランスさや偏りである「個人内差」を測る検査です。得意不得意な力、その差がどのくらい稀であるか否かがわかります。

​LD-SKAIP

学習障害や、異なる学び方をもつ発達障害全体を視野に入れたスクリーニング検査です。iPadアプリを使用することで、書字に抵抗が大きい児童でも意欲的に取り組め、他の心理検査ではなかなか測れない学業的技能と学力そのものをチェックできます。

​STRAW-R

発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)児の検出のための検査です。ディスレクシアは学習障害のひとつで、早期の介入や対応が何よりも求められます。学習や生活全般に深刻な影響が出てしまう前に気付いてあげることが肝心です。

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