top of page
空

​用語集

​専門的な用語について説明しています。

​公認心理師

文部科学省と厚生労働省による公認心理師法を根拠とした日本初(2019年)の心理専門職の国家資格です。保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働などの各分野で活動し、心理支援を行っています。

​特別支援教育士S.E.N.S

日本LD学会ならびに特別支援教育士資格認定協会が認定するLD・ADHD等のアセスメントと指導に関する専門の資格です。学習面や行動面に困難をもつ子どもたちの状態を的確に把握して個別の指導計画を立案・実施することができるとともに、担任教師や保護者への支援も総合的に行うことができる役割を担っています。

​限局性学習症
SLD
​(学習障害)

基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す状態をさします。学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されますが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではないと定義されています。

​注意欠如・多動症ADHD

年齢或いは発達に不釣り合いな注意力、及び、又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものです。そしてこれは7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定されています。

自閉スペクトラム症
​ASD

社会的なコミュニケーションや他者とのやりとりが難しい、興味や活動が偏る、こだわりが強いなどの特徴をもつ障害です。中枢性統合(さまざまな情報の背景にあるまとまりを認知し、全体として捉える能力)に弱さがあると考えられています。

感覚統合理論

外から入ってきた感覚情報は脳が処理し、それは運動につながったり行動や感情につながったりします。発達障害があるとこの両方に問題がみられることがあり、運動協調(運動協調障害)や感情のコントロール(イライラやかんしゃく、パニック)、感覚の問題(音や光、匂いや触感に対する過敏或いは鈍麻)などに影響を及ぼします。これによりさまざまな過ごしにくさ、生きづらさを感じることになります。

発達性協調運動症
​DCD

協調運動(視知覚・触覚・固有覚などさまざまな感覚をまとめ上げ、運動意図や運動計画を生成、修正しながら運動する一連の機能)の難しさ、遅さ、不正確さなどにあらわれます。粗大運動(歩く、走る、座る、自転車、水泳、体操など)、微細運動(書字、道具、ひも結び、工作・楽器など)の双方またはどれかに困難を生じるとされています。

自己理解・自己受容

発達に特性があると、皆ができることが難しかったり同年齢と良好なコミュニケーションが取れなかったりして、失敗体験が多くなりがちです。自分の得意不得意を正しく知りそれを上手に受け入れられれば、自己評価が下がることを防げます。どう工夫して過ごしていったら良いのかがわかり、成功体験が増えることで、いわゆる自己肯定感は保たれ、ひいては、自己有用感(自分が何かの役に立っているという存在意義)や自己効力感(自分の可能性や力がわかりうまく行動できること)の高まりに繋がります。

アサーション

「自己主張或いはそのスキル」という意味があります。が、ただやみくもに主張するわけではなく、自分の権利を自分で擁護し、思いや考えを正直に、しかし、他者の権利も尊重できるような適切な方法で表現することです。

​嫌なことを上手に断れるスキルや、希望や依頼を上手に伝えられる力など、社会の中で自分を守るために必要なものです。

ソーシャルスキル
​ライフスキル

狭い意味では対人場面での適切な言動が「ソーシャルスキル」ということになりますが、それにとどまらず、感情のコントロール、日常や学校生活のさまざまなスキル、そして社会資源の利用スキル、余暇の過ごし方など個々の生活上に必要な「ライフスキル」までを広く含めた、SST(ソーシャルスキルトレーニング)が必要とされています。

アンカー 1
アンカー 2
アンカー 3
アンカー 4
アンカー 5
アンカー 6
bottom of page