きょうお顔を見せに来てくれたのは昨年春にアリオーソを卒室したA君。ふだんは事業所の畑や田んぼで汗を流しています。彼が手をかけて育てた今年の新米を、わざわざ持ってきてくれたのです。 お米ができるまでには、晴れの日も雨の日も風の日もあったでしょう。それらすべてを糧にしておいしいお米になるのですね。
私たちの人生もまた、晴れもあり雨もあり。雨の日には泣きたくなりますが、それもきっと将来の糧になるのだと、ずっしりとしたお米の重さを感じながら思いました。
ちょっぴり照れながらも穏やかで落ち着いた表情のA君、柔らかい土にしなやかに根をはって頑張っている様子がうかがえて、とても嬉しいひと時となりました。
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