今年もかしら・・・と怖れていたら案の定、昨年同様やはり暑い!酷暑です。
公園や広場の人の少ないこと少ないこと。皆が涼しい室内に退避ですね。
私たちの子ども時代には競って肌を陽に焼き、どれだけ黒くなったかを9月の学校で自慢したものですが、そんな話はとうの昔。今は如何に紫外線から身を守るかが大事ですものね。
ここまでの大逆転ではなくても、今と昔ではだいぶ違うことがたくさんあります。子育てでも、卒乳やトイレトレーニングは自然に任せるのが主流だとか。母親が躍起になって親子ともストレス過多になったりせず、とても良いことですよね。時代に乗り遅れないように、色々なことにアンテナを張っておかなければ!と意識する日々です。
さて、LDの中で「合理的配慮」を求めやすい最たるものに「読み書き障害」があります。漢字の練習は量より質、何十回も書く方法が皆に合うわけではありません。その子の学び方で覚えれば良いのです。空中に1回集中して書けば覚えられる子もいれば、部首や画を言語化してあげると覚えられる場合もあります。板書は書き写さずにタブレットでカシャっと画像で残したって良い。読みには躓くけれど内容が理解できるのなら、音声教科書を利用すれば効果的かもしれない。
たくさん方法はあるはずなのですが、しかし現場ではなかなか見られないのが実情です。紙の教科書を皆で同じ速度で一斉に読むこと、板書はその場できちんと鉛筆でノートに書くこと、これがまだ当たり前の学校の教室の風景で、紫外線回避のように急速に変わってはくれないようです。勿論、日本の学校教育の歴史は価値がある良い面がたくさんありますから、それは大事に尊重しつつ、でも新しい良い発想や考えはぐぐっと取り込んでくれると良いなと切に願います。
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